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前回のブログで、最後に鳥の画像をアップしたまま説明をしなかったが調べてわかったことがあったので、その続き。

NO.90 モズ(百舌鳥)
笹谷古道を下山して、入口看板の所で目に付いたので望遠で撮って見た。
目の付近に眉毛のような黒い線や色合の特徴からモズのようだ。
確証は無いが書いてみた。
オス、メスで特徴も違うようだ。
スズメ目モズ科なので、スズメを大きくしたような印象だ。

百舌鳥は、他の鳥の鳴き声を真似するからが由来のようだ。
元の和名に漢字を当てたようにも思う。

鳥に詳しく無い私だが、調べる前に、すぐにモズの名が浮かんで、当たりとなった。
と言うのは、〜枯れ木にモズ〜と呼ばれる宮本武蔵の掛け軸の絵が有名だからだ。

宮本武蔵は吉川英治の小説が知られるが、実在した人物で、六十数回の決闘で無敗。
五輪書と言う兵法書を書き残している。
私は中学生の時にこれらの本に出会い、剣道、居合道を学んだ経緯があった。
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画像はヤクオフで多数出されている掛け軸。

モズは歌の歌詞(♪モズが枯れ木で鳴いている♪)や市町村の鳥、地名など身近なようだが、絵画や墨絵などには地味であまり書かれ無いようにも思うが、なぜ武蔵は描いたのかを考えて見た。

モズの特徴に、餌を仕留めてからすぐに食べずに高い木、枝にとめて置く、はやにえ(早贄、速贄)と云う習性があるようだ。
そのことには、様々な説が有る。
そんな知的?で戦略的な習性を知って、武蔵は描いたのかなと思う。

中国語では、蛾鳥e2niao3(アニイオ)。
以上。