8月の予定
野山ウォークは、7月24日土、30日金。8月6、20日の金曜日。
8月11日(水)の元「山の日」は8日に変更されたようだが、当方では野山ウォークとして開催する。
希望があれば、やや遠方にも。その場合、時間変更もある。
講座は8月25日水、29日(日)。講座は仙台駅6時半出発、愛子7時出発、10分前集合(時間変更も有り)。
※申し込みは、今まで通り。
「みやぎ百余山」とは
先日、山形県の最上町から禿山を登った時に町役場に立ち寄り、パンフレット「山形百名山探訪マップ」を頂いて来た。16折りで広げれば1m×70余㎝もの、大きく立派な地図だ。
実は以前、役場で「神室連峰」の地図を頂いたことがあったが、今は作ってなく「ネット情報があるので」、と担当者の説明。
発行は「山形県自然公園等保全整備促進協議会」、いわゆる「山形県の発行」であるので山形の各市町村などで頂けるかも知れない。ネット「メリカリ」で見ると、350円(送料込み)ほどで出ていた。
私(八嶋)の車には、別の「山形百山」と「うつくしま百名山」の本を資料として常時積んである。
前置きが長くなったが本題に。
14日の講座で山形方面に向かう時の車中で、「みやぎ100名山が無いね」との話になった。
「では、取り組んでみるか?」と、私はつい言ってしまった。
各県については全国を網羅した「分県登山ガイド」があり、「宮城県の山」では58の項目だが山は56座である。 それらの山を含めて、私なりに地図上に書きだして見たら、一応100以上はあった。
「名山」としての表現や選定は、私はよいとは思えないので、出来るだけリストアップして見たいと思っている。
よって、仮称「みやぎ百余山」。
山名と位置の簡単な情報は、すぐに作れるので出来次第、野山、講座で皆さんに配布する予定。
どの様に作るかは、今後の課題。
親の倉山(しんのくらやま)を過ぎて、
尾根ルートで、以前から気になっていた踏み跡を辿って見たら「山の神」の立派な祠がある場所に着いた。
14日の講座は、天候判断の為、まずは山形に向かい天童に着いてから「観天望気と情報から登る山を考えて、新庄市の杢蔵山(もくぞうさん)に決めた。
「ヤマルリトラノオ」の植生で知られる山で、ちょうど開花時期であった。
17日土の野山は、先日、発見した「山の神ルート」を下から登った。
気温が31度と暑い日だったので、無理せずに短い距離にして班も分けたので山頂での写真は全員では無いが、計16名の参加であった。
14日に登山した杢蔵山は、ヤマルリトラノオが咲くことを地元ではPRしていて、以前、小屋であった登山者の名刺にも印刷されていたし登山口の看板にも画像で紹介していた。
また、瑠璃色とはコバル系の色も差しており、ブルーサファイアも含むこともある。
ヤマルリトラノオは、それとはやや違う「薄い紫系の色」だ。
その他、エゾルリトラノオ、キタダケトラノオがあるようだ。
以前、この山で花を見た直後に、二口峠(糸岳への登山口付近)で同様な花を発見して、「ここにもある」と驚いたが、それは「クガイソウ」だった様だ。
かなり似ている。
たぶん、今、二口峠に行けば見えると思う。
中国語で調べても「虎尾Hu3wei3 フーエイ」と、正に「虎の尻尾」と出るだけなので、花の名前までは難しい。
以上。