以降の予定とお知らせ ※今までの集合時間を出発(野山は9時)時間にし、10~15分前集合。
野山ウォークは、6月25金。7月4日(日)、9日金、17日土、24日土、30日金。野山ウォークは希望により場所を変えて、やや遠方に行く場合があり14時を過ぎることもありますので、帰宅時間に余裕を持って参加願います。
但し、行動途中に不調、痛み、また留守家族からの急な連絡などがある場合は、即対応しますので早めにリーダー、メンバーに知らせること。
講座(フラワートレック)6月30日水は、鬼首の禿岳(かむろだけ)を山形県最上町、前森高原登山口から登る予定。天候判断で変更も有り。出発は早めで仙台駅6時半、愛子7時。
7月の講座は14日水。追加もあり。
※申し込みは毎回終了後に次回の参加受付。以外は電話、SNS、ラインなどで。
申込み・野山ウォークは原則3日前、講座は7日前です。キャンセルは前日17時まで。※「中止」以外、申し込み者に当方から返信は特にしません。 以上
活動報告2つ
6月11日は、さいかち西エリアの岩元山と
16日の講座は、みやぎ蔵王の芝草平往復と、お田ノ神様の散策路、山形西蔵王の野草園に
立ち寄り、山形高速道で戻った。
芝草平では、前日に降った、霰(あられ)雹(ひょう)の影響で、お目当ての「チングルマ」は、ほとんど花が落ちて
例年のような群生は見られなかったが、樹木の下に残った花のみが見られた。
登山道に散乱していた葉は、「狩り払い」でもしたのかな?と思ってたが、これもその痕跡だった。
こんな現象は、私の長い登山経験では初めてのことだったが、驚異の自然現象を見ることが出来た。
農業などの方々の、農作物への心配や被害のことなどが、多少は理解できた。
霰(あられ)雹(ひょう)のことが、分からないこともあったので今日のテーマとした。
空から降る雨、雪と違う「氷の粒」。
霰(あられ)は5㍉以下、雹(ひょう)は5ミリ以上とのこと。
今回の刈田峠付近に降ったのは、5㍉以上はあったので雹だったと言える。
大きいものでは、ピンポン玉、ゴルフボールほどのもあると言う。
ネットで調べたら、世界中の記録では、日本の埼玉県熊谷で1917年「かぼちゃの大きさ、30㎝、3.4kg」、アメリカ2003年では47.6㎝のが最大記録とされている。
被害や死亡例もあって、インドでは1888年に230人死亡、バングラデシュで1986年に92人の死亡例があった。
私(八嶋)は、岩手県境で車移動中の7月に、小粒だが車を叩くような雹にあった。ネパールヒマラヤ登山では、かなり大粒が降って付近の家に非難したこともあった。
どれもスコールのように短時間で収まるので、近く建物や樹の下などに避難出来れば済むが、何も無ければ頭を直撃されれば大変なことになる。
その例が、インド、バングラデシュで起きたことかな、と思う。
中国語では、霰(あられ)雹(ひょう)のどちらも「冰雹Bing1bao2、ビンポオ」と呼ぶらしい。
「冰」は、日本漢字ではあまり使わないが、日本の発音は「ヒョウ、こおり、ひ」。
雷(かみなり、らい)は、同じ漢字でLei2、レイと発音する。
注意すべきは、5,6月のまだ夏に入らない時期に天候が不安定で積乱雲の出るような時だ。
晴天であっても、突然降るのが特徴だ。。
昔と違い、現代は天気予想の降雨、雷もピンポイントで分かる時代だ。
スマホの活用はGPS同様、、今や登山者必携の基本装備で、知識を持つことも必要となった。
「知らなかった」では済まされない時代だ。
16日は、正にそのような日で、天候判断で急ぎ戻った道で遠くに雷音も聞こえていた。
我々が刈田峠に戻った時に、途中ですれすれ違ったグループや、これから行こうとする登山者も居たが、その時々の判断と行動が大事と思う。
以上。