東北アウトドア情報センター(略称・TOI とい)

TOIの活動報告、行事予定、面白花図鑑連載中。 東北アウトドア情報センター(TOI)ホームページ (発足からの活動、資料、各情報など) http://toi2015.o.oo7.jp/ 旧ブログ ~2019.3 TOIprのブログ http://toi09.cocolog-nifty.com/blog/ 記載者 八嶋 寛

2021年06月

以降の予定とお知らせ  ※今までの集合時間を出発(野山は9時)時間にし、10~15分前集合。

野山ウォークは、6月25金。7月4日(日)、9日金、17日土、24日土、30日金。野山ウォークは希望により場所を変えて、やや遠方に行く場合があり14時を過ぎることもありますので、帰宅時間に余裕を持って参加願います。

但し、行動途中に不調、痛み、また留守家族からの急な連絡などがある場合は、即対応しますので早めにリーダー、メンバーに知らせること。

 

講座(フラワートレック)6月30日水は、鬼首の禿岳(かむろだけ)を山形県最上町、前森高原登山口から登る予定。天候判断で変更も有り。出発は早めで仙台駅6時半、愛子7時。

7月の講座は14日水。追加もあり。 

 

※申し込みは毎回終了後に次回の参加受付。以外は電話、SNS、ラインなどで。

申込み・野山ウォークは原則3日前、講座は7日前です。キャンセルは前日17時まで。※「中止」以外、申し込み者に当方から返信は特にしません。 以上

 

活動報告2つ

6月11日は、さいかち西エリアの岩元山と

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最高地点から周回登山。 

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16日の講座は、みやぎ蔵王の芝草平往復と、お田ノ神様の散策路、山形西蔵王の野草園に
立ち寄り、山形高速道で戻った。
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芝草平では、前日に降った、
霰(あられ)雹(ひょう)の影響で、お目当ての「チングルマ」は、ほとんど花が落ちて
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例年のような群生は見られなかったが、樹木の下に残った花のみが見られた。

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登山道の各所には、氷の粒が溜まっていてザクザクと歩いた。

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登山道に散乱していた葉は、「狩り払い」でもしたのかな?と思ってたが、これもその痕跡だった。

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こんな現象は、私の長い登山経験では初めてのことだったが、驚異の自然現象を見ることが出来た。

農業などの方々の、農作物への心配や被害のことなどが、多少は理解できた。

 

霰(あられ)雹(ひょう)のことが、分からないこともあったので今日のテーマとした。

空から降る雨、雪と違う「氷の粒」。
霰(あられ)は5㍉以下、雹(ひょう)は5ミリ以上とのこと。

今回の刈田峠付近に降ったのは、5㍉以上はあったので雹だったと言える。

 

大きいものでは、ピンポン玉、ゴルフボールほどのもあると言う。

ネットで調べたら、世界中の記録では、日本の埼玉県熊谷で1917年「かぼちゃの大きさ、30㎝、3.4kg」、アメリカ2003年では47.6㎝のが最大記録とされている。


被害や死亡例もあって、インドでは1888年に230人死亡、バングラデシュで1986年に92人の死亡例があった。

私(八嶋)は、岩手県境で車移動中の7月に、小粒だが車を叩くような雹にあった。ネパールヒマラヤ登山では、かなり大粒が降って付近の家に非難したこともあった。

どれもスコールのように短時間で収まるので、近く建物や樹の下などに避難出来れば済むが、何も無ければ頭を直撃されれば大変なことになる。

その例が、インド、バングラデシュで起きたことかな、と思う。

 

中国語では、霰(あられ)雹(ひょう)のどちらも「冰雹Bingbao2、ビンポオ」と呼ぶらしい。

「冰」は、日本漢字ではあまり使わないが、日本の発音は「ヒョウ、こおり、ひ」。

雷(かみなり、らい)は、同じ漢字でLei2、レイと発音する。

 

注意すべきは、5,6月のまだ夏に入らない時期に天候が不安定で積乱雲の出るような時だ。

晴天であっても、突然降るのが特徴だ。。

昔と違い、現代は天気予想の降雨、雷もピンポイントで分かる時代だ。

スマホの活用はGPS同様、、今や登山者必携の基本装備で、知識を持つことも必要となった。

「知らなかった」では済まされない時代だ。

 

16日は、正にそのような日で、天候判断で急ぎ戻った道で遠くに雷音も聞こえていた。

我々が刈田峠に戻った時に、途中ですれすれ違ったグループや、これから行こうとする登山者も居たが、その時々の判断と行動が大事と思う。
以上。

お知らせ

出発、集合の時間表記について

今まで集合時間としていたのを「出発時間」とします。その10~15分前に集合願います。

毎回のストレッチは、出来るだけ皆さん集合の後に行いますが早めに実施することもあります。

もう一つ

野山ウォークでは、皆さんの希望があれば「やや遠方に行く」こともあり、解散時間が14時を過ぎることもあるので、余裕をもって参加するようにと伝えてます。

ですが、逆に「急な用事や不調など」で、途中で帰ることになっても対応します。
その際は、「リーダーに申し出」して下さい。
内容にもよりますが、参加者に特に説明しなくても個別対応して行きます。

特に、不調や体の痛みなどは我慢せずに早めに申し出て下さい。

 案内

6月16日(水)の講座、フラワートレックは「みやぎ蔵王の芝草平方面」へ。

毎年、この時期に実施しています。
但し、当日の天候判断で場所の変更もあります。

いつもより、出発時間は早く、仙台駅6時半、愛子7時出発とし、それぞれ10分前には集合。

車の手配もあるので、申し込み1週間前までに。

報告

5月19日(水)の講座は、宮城と隣県とも天候不良の中で、高速道を福島方面へ。
これは「観天望気」、目視で天候判断をする方法。
県境と周囲の山々はほとんどがガスの中だが、辛うじて太平洋側が明るく、霊山(りょうぜん)に向かう。
花が見られそうな「湧水の里」から登り、縦走して「こども村へ下山した。

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23日(日)は、さいかちの北鉄塔コース。

以前から課題だった地図にある点線がある踏み跡、古道らしき場所を調査。

「さいかち森」と表記されていることで、昔から「さいかち川」の源流、源頭として呼ばれていたと思う。

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GPSの情報も活用して、無事、横断に成功。

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28日(金)は、秋保大滝の南に位置する「鷹ノ巣山」へ。

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6月2日(水)は、5月19日同様に天候不良ながら、また福島補
方面へ。

目標を二転、三転して、半田山へ。

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萬藏稲荷を参拝してから、
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寒成山へ。
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5日(土)は野山ウォークだが、以前からの希望もあり、天童の東「鵜沢山(うさわやま)へ。

ここは山形県天童市の東、山寺の南側で雨呼山(あめよばれやま)から若松寺(わかまつでら、じゃくしょうじ)に連なる山。
途中には「ジャガラモガラ」と言う「風穴(ふうけつ)が50以上ある窪み」がって、その冷気により、他とは違う期間に植物、花が見られる場所。

まずは、ジャガラモガラ(ここは、昔、姥捨て山で、祈祷で鐘や鈴を鳴らすジャガ、ジャガが由来との説があるが、確かでは無い)を散策してから、登山へ。

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帰路は、さくらんぼ狩りの帰りで48号線の渋滞を避ける為に、高瀬集落から

「べにばなトンネル」を通り、山形高速道へ、川崎IC下車で戻った。
以上。

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