東北アウトドア情報センター(略称・TOI とい)

TOIの活動報告、行事予定、面白花図鑑連載中。 東北アウトドア情報センター(TOI)ホームページ (発足からの活動、資料、各情報など) http://toi2015.o.oo7.jp/ 旧ブログ ~2019.3 TOIprのブログ http://toi09.cocolog-nifty.com/blog/ 記載者 八嶋 寛

2020年09月

10月の野山ウォークは、9、23日の金曜日と17日土曜日も福祉と合同で開催。

講座は10月14日(水)に船形山、大滝キャンプ場から登る。

登山口には景勝地、鈴沼があり、時間があれば鏡ヶ沼と前船形山まで足を延ばせる。

車の手配もあるので、申し込みは原則、7日まで。

講座は28日(水)も開催。

※申し込みは毎回終了後に次回の参加受付。以外は電話、SNS、ラインなどで。

申込み・野山ウォークは原則3日前、講座は7日前です。キャンセルは前日17時まで。

※「中止」以外、申し込み者に当方から返信は特にしません。 以上。

 

申し込みは、事情で遅れる方もいると思うので期限を原則としているが、前日の申し込みとなると正直、保険への連絡など、作り直し、連絡直しなしと事務処理が大変な面がある。
各自の事情、天候の判断は2、3日前に
願いたい。

 野山ウォークの初めての参加者には「健康の為に、多少の雨でも歩きます」と電話で説明している。

野山ウォークで歩く場所は、強風、大雨でも安全で問題は無い。

天候条件の良くない時に学ぶこともあるし、多いかも知れない。

装備の点検になるし、防災対応に通じる。

但し、家族や周囲が心配することもあるし、交通事情もある。

どう考えるか、どう説明するかが、経験として積み重ねられればと思う。

今日の図鑑テーマは「雨ニモマケズ、風ニモマケズ」。誰しも知る、宮沢賢治の詩。

詩文は「そう云う者に、私は成りたい」で終わる。

現代にも通じる、考え方、行動、判断力などを教えられる。

最後に全文を表記しているので、改めて読んでも見たい方はどうぞ。
 

25日は、前日から台風接近の状況の中で実施した。

画像は、雨100%を承知で参加した方々。さいかちP2の「あずま屋」にて。

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キノコは沢山あった。
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前後するが、10月19日(土)も、さいかち周辺。大岩へのヤブ登り。

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大岩からの景色。
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二つ岩山の山頂。

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雨ニモマケズ

風ニモマケズ
雪ニモ夏ノ暑サニモマケヌ丈夫ナカラダヲモチ
慾ハナク
決シテ瞋ラズ
イツモシヅカニワラツテイル
一日ニ玄米四合ト味噌ト少シノ野菜ヲタベ
アラユルコトヲ
ジブンヲカンジョウニ入レズニヨクミキキシワカリ
ソシテワスレズ
野原ノ松ノ林ノ蔭ノ小サナ萱ブキノ小屋ニイテ
東ニ病気ノコドモアレバ行ッテ看病シテヤリ
西ニツカレタ母アレバ行ッテソノ稲ノ束ヲ負ヒ
南ニ死ニサウナ人アレバ行ッテコハガラナクテモイヽトイヒ
北ニケンクヮヤソショウガアレバツマラナイカラヤメロトイヒ
ヒドリノトキハナミダヲナガシ
サムサノナツハオロオロアルキ
ミンナニデクノボートヨバレ
ホメラレモセズ
クニモサレズ
サウイフモノニワタシハナリタイ

以上です。

9月11日の野山ウォークまでは猛暑で、翌日から涼しくなった。

その日は、錦が丘団地の白滝不動尊の登山口に車を置いて、貯水槽の裏手から蛇台蕃山へ。

その後、萱が崎山へ移動してお昼、白滝不動尊に下山した。

画像はドロミちゃん。山頂は高圧鉄塔があって慎重に低く飛んだので、この1点のみ。

ドロミちゃんの萱ヶ崎山20.9.11

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白滝不動尊
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予想気温は28度だが、それまで暑い日が続き、例年との違いが感じられた。

過去の9月の気温を調べて見た。

9月に入ると、また暑い日に戻ることもあるが、以前の記録は9月に入ると、すこし涼しい日がある。

今年が、それが無い。

全国での高温、更新も聞かれたし、これからの傾向と捉えるべきだろう。

画像は、以前、取り上げた、NO.79 つくばね(衝羽根)の実。

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これが、いずれは羽のようになって、くるくる回って落ちる。

すこしでも、広くに、遠くに、なのか?。

ツガ、モミ、アセビ、などに半寄生し、高さは1-2mになるという。

「つくばね」には、知恵があるのかも。

似た名前に「ツクバネソウ(衝羽根草)」がある。高さは、20~40㎝。

これは、エンレイソウに似た葉で、実は飛ばない。

羽根突きの遊びは、古く中国からの様だ。
ツクバネの中国語は、
毽子 jian4zi jジャンジかな。
毽子は、由来が羽の付いた物で遊びの意味。
羽子板は古代中国からとも言われるので、関連がありそうだ。

「つくばねそう」の方は、筑波内庄 Zhu4bo2 nei4 zhua3ng ジャボーネイジャン かな?。
意味まては調べていない。

以上。

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先月の蔵王と吾妻での登山で撮影した動画をアップしました。

撮れてはいましたが当方の編集やユーチューブへのアップなど勉強中で、一連の作業が不慣れで今日になりました。

また、変わった角度からの映像を楽しめます。

興味のある方は、ご覧下さい。

https://www.youtube.com/watch?v=Ua9blcukLbU&feature=youtu.be

見る方法は、上のURLを押しただけで開くようです。
開かない時は、以前、お知らせした通り上のURLを指で長押しして、青くなった部分を両端まで広げてから、スマホの右上、虫メガネマークの「ウエブ検索」で開いて下さい。

以上です。

「~の風」シリーズで月山、蔵王、吾妻、笹谷峠と書いて来たが、8月の暑い日は車で標高の高い所へ登り、風がある所へ。

真夏の登山の方法でもあるので、場所を選んで紹介して来た。

9月2日(水)は天気予報の仙台は28度だが、福島とも雨模様。

山形は最高気温33度だが、昼前後に晴マークなので、面白山(おもしろやま)1264.4mへ。

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上は、手前の三沢山での画像、山頂では雨雲の中。
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NO.89で書いた、ヤマボウシ(山法師)の赤い実

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登山口は、以前より整備されて、食堂兼売店も開いていた。
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面白図鑑は、元は花図鑑だったが以外も書いて来た。

自然全般なら何でも良しで、NO95 面白山を取り上げた。


今は、「おもしろやま」だが、昔(江戸時代の文書のルビにも)は「つらしろやま」と呼んだ。

このことは、現代のガイドブックにも記されている。

山頂には「面白権現」が祀られている。
今回の山頂の画像では見えていないが、石碑にそう書いてある。
「つらしろごんげん」と呼んだのだろうか、までは分からない。

向かい側は月山、葉山であり、修験者が登る山でもあった。

冬季に山形方面で登山をして仙台に戻る時に、その周辺の山々が西日に輝いて見える。

白く見えるには、山の植生などにもよる。

高い樹林があると表面の雪が解ければあまり白くはならない、低木や地肌が出てれば雪が積もり白く見える。

面白山から、すこし離れるが黒伏山の奥には「白森」があって、ここは縦走路となっているが樹林は無い。

仙台の愛子方面からの冬に、小さいながらも綺麗な三角で確認出来る。

「つら」の表現が面白い。

仙台から、蔵王に向かう川崎町に「泣面山」がある。

古い文献では、「泣涙山」とあったように思うが、発音は「なきつらやま」である。

こちらの方は、雲がかかれば「雨」を予想してのことかも知れない。

どちらも山を擬人化して、親しみを持って呼んだと思う。

「面白い」の語源を調べて見た。

「面」は目の前のことで、「白」は明るい、楽しい、との説があった。
「おもしろい」は「やまとことば」の様だ。

中国語では、有趣You3quo4 ヨーチュ、かな。

英語では、interesting。
「インタレステング」はよく使うが、「面白い、興味深い!」の意味で、中国語に近い。

思いつくまま書いたので正確では無いかも知れないが、あくまで参考に。

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