東北アウトドア情報センター(略称・TOI とい)

TOIの活動報告、行事予定、面白花図鑑連載中。 東北アウトドア情報センター(TOI)ホームページ (発足からの活動、資料、各情報など) http://toi2015.o.oo7.jp/ 旧ブログ ~2019.3 TOIprのブログ http://toi09.cocolog-nifty.com/blog/ 記載者 八嶋 寛

2020年06月

6月5日の講座は、不忘山を登るつもりで出発したが、天候判断でかねてより課題だった北原尾からの「あけら山」に変更した。

牧場の一角が駐車場として指定されていたので、そこから登り、あけら山へ。

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先行したメンバーは、青麻山まで往復した。分散したので集合写真は複数。

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12日の野山は、気温が高くなりそうなので、さいかち南エリアの日陰の湖畔沿いの道を歩き、P1手前から尾根に上がった。
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強い日差しに当たらずに、風もあって快適に周回出来た。

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17日は蔵王に。やはり、この時期、一度は芝草平を見て置きたい。
もう、ほとんどのスペースに駐車されていたが、わずかに入れる場所があって2台とも駐車出来てラッキー。

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この時期は、天候がくるくる変わる。 
上空には北西からの雲と南からの雲がぶつかり合う、今の季節ならではの風景が見ることが出来た。

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花は期待通り、沢山見れた。

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20日(土)は、講座を野山に変更したが、山形県天童市の雨呼山あまよばりやま)905.5ジャガラモガラに行くことになった。

サクランボ狩りと久々の移動解除で、山形に行きかう車が多く、帰路は高速道を利用した。

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雨呼山の登山道で、いくつかのナルコユリを見て、ジャガラモガラでは群生も見られた。

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よって、
面白図鑑はNO.88、ナルコユリ

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以前にも見たことがあって、今回は期待していて大当り。

弓のような茎に、いくつも白い花がぶらさがっている不思議な雰囲気の花だ。

ナルゴとは、田畑に下げて鳥を追い払う為の「鳴子」に似ているからの様だ。

鳴子と聞けば、鳴子温泉を連想するが、「鳴子」で調べて見ると、鳥威し(とりおどし)、よさこい踊りで手に持つ楽器、とのこと。

竹製?で「カチャカチャ」鳴らして踊る「よさこい祭り」での道具が「鳴子」。

よさこい踊りは、各地にあって仙台も有名だが、「鳴子」を持っていたかまでは私は知らない。


ナルコユリ
に話を戻すが、「アマドロコ」と呼ばれる花と間違い易いとのこと。

それは葉に白い模様が入るとのことで、ジャガラモガラのはナルコユリでよいとは思うが、確証は無い。

 

中国語では、納科百合Na4er3ke1bai3her2、と出た。

尓は日本には無い漢字だが、爾(ジ、ニ、なんじ、あなた)の簡略字。

你と同じで「你好(ニイハオ)」、コンニチハ、ご機嫌如何、の挨拶言葉だ。

納は中国語でも、収める、貢ぐなどの意味。

となると、「貴方に貢ぐ、百合の花」の意味で、よいかも。

あくまで、面白図鑑的な見方なので、念のため。

このジャガラモガラでは、まだ咲き初めのヤナギランらしき花も見られた。
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また行きたい場所である。

講座の予定でしたが、いつもの9時愛子集合とします。
急なお知らせなので、申し込みは前日の午前中までにお願いします。
以上です。

前回、予定をお知らせしたばかりだが、講座を追加したので、以降の予定を改めてお知らせします。

 野山ウォークは、6月12、26日、7月10、31日の金曜日。

 講座、フラワートレックは6月17日(水)と20日(土、福祉が中止となった為)、7月1日(水)、14日(火)。

集合は仙台駅7時、愛子7時30分集合。県内または県境(自粛が無くなれば隣県へも)。天候判断で場所を決め、野山ウォークと同じエリアになる場合も有ります。 

福祉ウォークは7月18日、8月29日の土曜日。県民の森、松島などの散策路。

 

※申し込みは毎回終了後に次回の参加受付。以外は電話、SNS、ラインなどで。

申込み・野山ウォークは原則3日前、講座は7日前です。キャンセルは前日17時まで。※「中止」以外、申し込み者に当方から返信は特にしません。

以上。

 

面白図鑑、NO.87 ニッコウキスゲ

尾瀬湿原や全国各地の湿原で有名だ。今の時期、各地で見られて、もっと身近に秋保の山麓でも見られる。

ニッコウキスゲ アップ6270069

下記の風景は栗駒山麓「世界谷地」。

ニッコウキスゲの咲く世界谷地07.6.27 045

私には、ボルネオ島のキナバルでの思い出がある。

そこには3回行っているが、途中のレストラン付近で咲いている花を、現地の呼び名を知りたくて店の女性に聞いたら「ニッコウキスゲ」と答えた。 

日本からは多くのツアー登山が訪問する場所でもあるので、日本の名が定着していたと思う。

「カンゾウ」かも、とよく話題になる。

詳しくは分からないので説明する知識も無いが、ネットで調べると、「カンゾウ」は多種あって見た目は似ているのと、まるで違うのがある。

北海道の利尻島で見た「エジカンゾウ」は、かなり似ていたように思う。

「カンゾウ」はワスレナグサとも呼ばれる。

ノカンゾウ、ハマカンゾウ、ヤブカンゾウ(八重)と様々ある。

どれも、同じ仲間のようだ。

 

ニッコウキスゲの正式な名称(学名では無い)和名で「ゼンテイカ(禅庭花)」とのこと。

呼び名はいろいろと有るようだ。

葉が、カサスゲ(笠菅)に似ているので、日光の地名がついて、ニッコウキスゲとなったようだ。

 

中国語では、北萱草と言うのが出たが、説明に「百合」の漢字も出たので違うかも知れない。

「カンゾウ」は漢字の「萱草(かんそう)」から転じてのようだが、「金針菜」と言う生薬名も中国語で見られた。

その方が見た目を、よく表わしている。

野山ウオークは6月12、26日、7月10、31日の金曜日。
講座、フラワートレックは6月17日(水)を追加。集合は仙台駅7時、愛子コンビニ7時30分。この時期、蔵王付近が良いですが天候判断で場所を決めます。

講座は皆さんの希望も入れて随時、追加して行きます。
県外自粛が解除されれば、隣県(山形、福島、岩手)の希望も出ていますので、実施して行きます。

福祉ウオークは6月20日、7月18日の土曜日。

気温が高くなって来てます。
脱水症状は熱中症、疲労にもなります。
水分は多めに持参。

好みもありますが、ミネラルウォーター500ミリリットルを数本とスポーツドリンクのパウダーで、濃さを調整するのが良いです。

水だけ飲まずに、同時に飴、菓子を摂るように。
即席みそ汁を携帯し、塩分補給するのも方法です。

もう、一つ。
下着の着替えを常時携帯。
下山してから、汗のままでは不快と車、電車で冷えることも有ります。
寒い時期の防寒にもなりますので、乾いた下着はいつも携帯。

以上です。

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