東北アウトドア情報センター(略称・TOI とい)

TOIの活動報告、行事予定、面白花図鑑連載中。 東北アウトドア情報センター(TOI)ホームページ (発足からの活動、資料、各情報など) http://toi2015.o.oo7.jp/ 旧ブログ ~2019.3 TOIprのブログ http://toi09.cocolog-nifty.com/blog/ 記載者 八嶋 寛

2020年05月

5月の野山ウォークは2回。

8日は沢コースから鉄塔コースへ。

画像は、鉄塔29番の広場で、船形山を背景に。

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2回目の22日は参加は22名。マスクを付けた集合写真は、ある意味では歴史的な記録写真。

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この日は、山側の雨を避けて、治水の森へ。

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雨に当たらずに、快適な歩行を楽しめた。


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まずは、皆さん元気でなによりでした。
でも、まだ御用心。

講座は3回。
13日は、山形県の雨呼山とジャガラモガラ、若松寺へ。

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16日(土)の福祉予定を講座に変えて、七ヶ宿町の蛤山。

DSCN3385山頂にて
行動を三つに分けたので、画像はそれぞれ。

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北原尾にて。

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27日は、蔵王へ。途中で見た残雪の蔵王連峰。

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刈田避難小屋。

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まだ残雪があり、花が少ないので、点々と場所を変えて峩々温泉の奥に入り込んで見た。

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これも蔵王ならではの面白さだ。この澄川沿いの元・かもしか温泉に通じる道から見る景色はアルペン的。
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そのルートで見た花。

DSCN3554ミヤマキケマン

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面白図鑑は、今まで80余を書いて来た。まだ数が足らないが由来を分類するとすれば、薬草、仏教、武士、染料、葉、花、根の状態などに分けることが出来る。
もう一つの見方は、漢字が伝わって来て、元々の和名に当て字している場合や薬草の関連で引き継いだ名もある。どれも関連する物語、道具、色、薬効なども含まれていて探って行くのは面白い。

かなり無理な当て字もあって、発音が三つで漢字が四つもあった。

今回は、NO.86 ノビネチドリ(延根千鳥)。

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チドリ(千鳥)は正に千鳥が群がっているような姿が由来。

ノビネハは根が延びているからと言うのは、別に「テガタチドリ」と言うのがあって、それとの区別の為のようだ。

分布は日本、朝鮮半島、カムチャッカとあって、中国は入っていない。

「チドリ」では、ハクサンチドリ(NO47)が有名で、以前、書いた。このノビネチドリで中国語を調べると見当たらないが、ハクサンチドリでは「蜂鳥fen1gnia3o」と出たし、ハクサンの方は中国にも分布するようだ。


もう一つ、ツマトリソウ。

DSCN3564ツマトリソウ

DSC_0232ツマトリソウ
これも以前、書いた。

ツマトリソウ(NO40)は褄取草と書く。
褄とは、兜(かぶと)や鎧(よろい)に付いている物で、花に見られ淡い紅色も関連するらしい。
説明が難しいが、着物や衣服の褄(つま)、いわゆる端のこと。
端を摘まむことであるから、兜、武具を締め付けたり、固定するヒモか、布かも知れない。
着物の着付けをする方なら、分かるかも。

中国語では、以前とは違う、馬蹄鉄Ma3titie3と云うのが出た。

野山ウォークは、5月22日、6月12、26日の金曜日。 講座、フラワートレックは5月27日(水)と

6月5日(金)、集合は仙台駅7時、愛子7時30分。

天候判断で場所を決め、隣県も検討。

但し、野山ウォークと同じエリアになる場合も有る。

希望により、さらに追加もあり。

福祉ウォークは6月20日、7月18日の土曜日。県民の森、松島などの散策路。

※申し込みは毎回終了後に次回の参加受付。以外は電話、SNS、ラインなどで。

申込み・野山ウォークは原則3日前、講座は7日前です。キャンセルは前日17時まで。※「中止」以外、申し込み者に当方から返信は特にしません。

 以上。

 

面白図鑑。

前回はホタルカズラを書いたが、今回は同じ「カズラ」で、NO.84 ラショウモンカズラ(羅生門葛)。

この花は前回同様、瑠璃色で3~5センチ。唇形と表現されている。

DSC_0017ラショウモン
花を見つけて説明する時に、「羅生門で切り落とされた腕に似ているから」と、曖昧なことを伝えていた。

「え!」と皆さん驚くが、それ以上、説明する知識も無かった。

DSC_0017ラショウモンkazura
ネット情報では、由来を「「渡辺綱が羅生門で切り落とした鬼女の腕に見たてたもの」とある。

奇妙な名でありながら、難しい学名以外の別名の表記も無い。

もう少し、情報を集めて整理して見た。

 

御伽草子(おとぎぞうし)と言う、江戸時代に出版された短編集の本がある。

一寸法師や浦島太郎などの計23編だが、その中に「酒吞童子(しゅてんどうじ)」の話がある。

この名前は何となく聞いたことがあるが、カルタなどでも見たかも知れない。

平安時代のことである。

京都に出没した鬼(盗賊の類)が居て、渡辺綱(わたなべのつな 9531025)と言う武将が、酒吞童子とその配下を成敗した話である。

羅生門は、昔、京都にあった都城の門で、そこで配下の茨城童子の腕を切り落とした。
と配下(四天王とも)、具体的に名前も出ている。

武将の名と、その名刀「髪切りの太刀」のことも伝えている。

実在した人物、伝説まじりで、意外と話は複雑だが具体的で長い。

何か基となる話があって伝わったとも思える。

但し、何故、この花なのか、しかも「羅生門」の一言だけで伝えている。
これを知っても、私には曖昧に伝えるしか無い。

芥川龍之介の小説「羅生門」とは別である、念のため。

 

分布は日本、韓国、中国なので、中国語を調べて見た。

「芝麻花」と出たが、前にも見たような名で、逆にこの名で調べると「ハナトラノオ」も出た。

よく、分からない。

「切り落とされた腕に似て」とは、あまりに無理がある。
今まで調べて来たことで分かるのは突飛で奇異な名は、意外と面白いので残って来たのかも知れない。

 

以下の花は、最近見た花。
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以下は、蔵王町の街道沿い、野菜など売る店で見た鉢植えの花。
エンレイソウかな?
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この寄せた鉢植えが面白い。
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以上。

ホタル&植物でネット検索すると、以前書いたNO.35ホタルブクロと、ホタルカズラ、ホタルイ(イグサに似た、・・由来は不明)などが出た。

ホタルカズラ(蛍葛)は、高さ1520㎝で花も小さいながらも、濃く鮮やかな青紫色が目立つ。

ホタルカズラ動画から、スマホ

ホタルカズラDSCN3330
レッドリストの一つ。

これは日本全国で絶滅のおそれのある野生生物のリストのことで、環境省が作成している。

分布は、日本、中国、台湾、朝鮮半島。

中国語では蛍火虫yi2nghuo3cho2ng(インフォーチョォ)で、花を見た印象、解釈は日本とほぼ同じように思う。

別名、ルリソウともあるが、別な「ルリソウ(瑠璃草)」と言う日本固有種があり、別物だ。

同じ瑠璃色で花の大きさも同様だが、ホタルカズラはやや色の違う二輪が寄り添うようにセットになっているが、瑠璃草は一輪ずつである。

ここでは、ルリソウ(瑠璃草)の画像を出せないが比べると違いが分かる。


もう一つの別名に、「ホタルカラクサ」がある。

この「カラクサ」は、唐草模様の一つに「スイカズラ、吸い葛(つる性植物)」があり、「カズラ」はそれとの関連のようにも思うが、よく分からない。

瑠璃色に話を戻すが、瑠璃は「ラピスラズリー」の石のことで、ペルシャ(イラン付近)とアフガニスタンが産地で、アジアでは古代中国を通して流通し、仏教の七宝として知られる。

今では「ラピスラズリー」を知る人は多いが、昔は、中国の「瑠璃」として広まった。

私は二年前に久しぶりの北京で、昔、よく泊まったホテルの近くにある「瑠璃廟(ルリーシャン)」と呼ばれる場所にも行った。

お廟(びょう)があるが、昔から土産店(書画、ハンコ、装飾品など)が立ち並ぶことで有名である。

お店のカラーも瑠璃色。2018年9月撮影。

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同じような事で、もう一つ。

トルコ石(英語・ターコイズ)は、トルコ産では無い。

これも、ペルシャ(イラン付近)が産地で、トルコを通りヨーロッパに広まったので、この名がある。

いずれも、私は以前、アフガニスタンに滞在したことがあるので、その時に得た知識である。

この付近は文化の十字路とも呼ばれた地域で、今は戦火で近寄れない。
無理とは思うが、また行きたい所の一つである。

下記は最近見た花画像。

昨日見たシャガ(下記の画像)と
DSCN3359

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と、前のブログで紹介したサイカチ塔コースでのヒメシャガを比較して見た。
アップDSCN3083ヒメシャガ
以下は、昨日の雨呼山での画像。 
ニリソウの群落。
DSCN3293

DSCN3368

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次、スイカズラ似?
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ハナイカダ
DSCN3324ハナイカダ

DSCN3327ハナイカダアップ

DSCN3218コキンバイアップ

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DSCN3270

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以上。

追加の講座。

来週は、4月13日(水)と16日(土)に講座「フラワートレック」を開催。

16日は福祉ウォークの予定が施設側の都合で中止となったので、講座とする。

どちらも、7時仙台駅、7時30分、愛子コンビニ集合。

このコロナ時期なので、安全重視で場所を選び、簡単な「セルフレスキュー訓練」も実施する。

前回の8日(金)は多くの参加があり、当方ではルール作りや工夫もし、集合後に説明してますが、社会全体でも新しいマナーが要求されています。

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集合時に、距離を取らずに寄って話しかけて来るような行動は、マスク有る無しに関わらずに、注意願います。

このことは、登山の行動での安全面にも通じることです。

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お知らせは、以上です。

「TOI面白図鑑」

春から初夏の時期、黄色の花が目立つ。

今回は「たんぽぽ」と「ウマノアシガタ」を取り上げる。

この図鑑での画像は、私の撮影であり他からの画像転載はしていない。

画像や説明に間違いがあるかも知れないが、番号を付けてリストアップし独自の視点で紹介しており、正確さも更新して重ねて行く予定。

間違いや補足はコメント欄やラインの「野山グループ」、また野山や講座での話題として情報を頂ければと思っている。

NO.81「たんぽぽ」の和名は「たんぽ」から。

DSC_0115タンポポアップ
拓本の時に石碑など墨を付けて濡れた和紙を被せて、「たんぽ」と呼ばれるボール状、球形の布を「ぽんぽん」と打って文字を浮き上がらせる作業がある。石碑には付けずに「たんぽ」に墨を付ける場合もある。

真剣、刀の手入れでも球形のまるい布に砥石の粉末を含ませて、「ぽんぽん」と刀身に付けてから和紙で拭いてから、油をひく「さび止め」の手入れもある。

この二つとも「たんぽ」と呼ぶが、それが由来と言う。

また、別に「鼓(つづみ)」にまつわる説も複数ある。
ここでは省略するが、古い呼び名にツヅミグサ(鼓草)、フヂナ、タナ、フチナなどもあったようだ。

私は「たんぽ」のどちらも経験があって、以前、中国旅行に行くときに博物館の学芸員の方から拓本の方法を教わって、今も道具はある。

もう一つは、若い時に居合道を数年やって居て、先輩の真剣を借りて持ち歩き、数日に一回は手入れをしていた。

刀では、「たんぽ」のことを「打ち粉」と言う。

「たんぽ」は、日本漢字では「端穂、打包」とも書くが、類似した「湯たんぽ」を調べていたら、古代中国(唐宋の時代)では、湯たんぽのことを「湯婆tangpo(たんぽ){注・中国語発音でのgは発音しない}と呼んでいたようなので、語源にも関連がありそうだ。

日本では、それに湯をつけて「湯湯婆」としたようだ。

婆は妻のことらしい。

今の中国語での妻は、老婆、または愛人で、ややこしい。中国語での、老は尊敬する意味、老師は教師のこと、念の為。

いずれにしても、「たんぽぽ」は黄色の花の後に白い丸い綿球となって風で飛び散るが、丸い形の段階が名の由来のようだ。

DSC_0302タンポアップ
 
漢字は「浦公英pu2go1ngyi1ng(プゴンイエン)で、日本語でも、たんぽぽ(浦公英、たんぽ穂)と、この漢字を当てることもある。

薬草、漢方薬でもあり、浦公英(ほこうえい)と呼び、健胃、解熱、利尿作用もあるようだ。

別に「黄花地丁 hu2anghua1di1di1ng(ファンファーデジン)との表記もあって、この方が素直な呼び名だ。

NO.82「ウマノアシガタ

黄色の光沢、テカリが特徴で、30~70㎝ほどの丈である。

ウマノアシガタ(馬の足形)」は、命名が面白い。
この画像は似ているが、違うかも知れない。

DSC_0064キバナアップ
和名の由来は、根生葉(こんせいよう)が「馬の蹄(ひずめ)」に似ているから、と言う。
山では、カモシカ、イノシシの足跡はよく見るが、馬は蹄鉄(ていてつ)しか思い浮かばない。

蹄鉄は「ひずめ」に合わせているΩの形だが、実際の「ひずめ」の形状となると私は見たことも無いし説明は難しい。

昔は、いたる所に馬、牛の足跡が見られたと思う。

馬頭観音が多く見られるように、愛着の表現かなとも思う。

根生葉とは、地中の根から葉が生じているように見えるとのことで、今度、よくみて見よう。

関心のある方は、蹄鉄をしていない馬の足形も。

この「ウマノアシガタ」のネットでの説明には、珍しく中国語の説明が長々と書いてあった。

草冠の下が「」の「毛mao2gen4 (マオゲン)」が、中国語の表記。

下が、「良」の漢字もあるが、莨(ロウ、たばこ)は別な意味だ。                  多くの書籍やウェブサイトで、下部が間違った「良」の「」を用いて「毛」と書かれているようだ。

「茛(gèn)」と「莨(láng, làng, liáng)」とは発音が異なる別の字であるので、今後、注意したい

良では無い「艮(ゴン、コン、うしとら)と知ると、思い出すのは東北大学病院の向かいにある「艮稜(ごんりょう)会館」のこと。

仙台市青葉区広瀬町に、たぶん、今もある。

東北大学が管理する施設で、ホールや大中小の会議室、いわゆる貸室の会館である。

大学の山岳部と別に医学部関係の「艮稜山の会」と言うのがあって、今も有ると思う。

以前、「艮稜山の会」の人の手配で、登山関連の会議に私も参加したことがあった。

「艮(ごん、うしとら、丑寅)」は八卦の一つで丑と寅の中間で、北東の方角を指す。

この方角は、八卦では鬼門の一つである。
艮稜会館は青葉城からの北東に位置するので、それが関係しているのかも知れない。

だいぶ話がそれてきたので、ここまでとする。

以下は最近見た花画像。
DSC_0031ヒメシャガアップ

DSCN3064サクラソウ

DSCN3064サクラソウappu

DSC_0195むらさき二輪アップ

DSCN3076マイズルソウアップ

DSCN3109シロバナアップ
以上。

4月後半は、二口渓谷付近の二つの山を登った。

「ふたくち」とは、仙台方面から山形方面へ行く道で、昔の街道。

秋保、馬場、野尻を経て、昔は番所(現在は番所跡に小屋がある)で検問を受けて、山伏峠1010m(現在の車道、二口峠)からは山寺へ。

やや南の清水峠(山伏峠の南、1km強、歩いて1時間弱)、を越えて、高瀬と呼ぶ集落へ通じている。

その二つあったから二口峠。

清水峠は、今は登山する人がたまに通る位で、今はほとんど通る人はいない。

昨年、私たちも峠を過ぎて稜線を進んだが途中で引き返したことがある。

また、峠近くにある「瀬の原山」を冬に何度か登山しているので、山寺方面から「高瀬集落」を通っていて、地場産を売る店に、何度か立ち寄ったこともある。

ネットで調べて見ると、富山県射水郡(いみずぐん・県北の富山市の西、海に近い)に、昔は二口村があったようだ。

由来などは分からないが、「二口」の名字の方が全国に二千数百人に居るようで、おそらくは、この村との関連が有りそうだ。


4月24日は三方倉山971.1m。ぶなコースから登り、シロヤシオコースを下った。

画像は、以前の撮影のも入っている。
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毎年、この時期に登っているのは、「さいかち付近」などの花の開花が変化しているのを見て、4月下旬から5月初めに三方倉山へ行って見ようとの気持ちがおきてくるからだ。

この時期は、カタクリ、キクザキイチゲなど花盛り。

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ショウジョバカマ 三方倉山07.4.17 065

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毎回、気のなるのが残雪の状態と下山中、中間からやや下の場所、沢筋の状態だ。

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下記の画像は、07年に見た大きな雪崩痕。

登山用語で「デプリ」と言う。

三方倉山デプリ07.4.25 083
デプリを横断するのは、ハラハラするほどだった。

その後、数年は土石流のように残っているのを見ているが、今回の横断では苔むした石の堆積となって、歩き易くなっていた。

何年かの周期で、雪崩れると思うので冬場の積雪後の通過は要注意。

 

4月30日は鷹ノ巣山705mへ。

昨年の秋にも登っていて、帰路を尾根上を降りたら、かなり長くて野尻の集落まで行って、車道を戻って来たことがあった。

今回は、ショートコースを往復した。

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画沿は、登り途中からの大東岳1365.6mと 手前に大東から続く山だが709.3mで地図では三角点があるようだ。
まだ、登ったことが無いので後日。 

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途中で山菜採りの現地の方にばったりと会って、話をしたり採った山菜を分けてもらった。

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この方は野尻に住んでいて、私が知っている昔の話に加えて、いろいろと聞かせて頂いた。

また、お会いすることを約束したので、後日、訪問するのが楽しみだ。
下記の画像は、最近、話題になって、新種だろうと言われている野尻の桜。
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