東北アウトドア情報センター(略称・TOI とい)

TOIの活動報告、行事予定、面白花図鑑連載中。 東北アウトドア情報センター(TOI)ホームページ (発足からの活動、資料、各情報など) http://toi2015.o.oo7.jp/ 旧ブログ ~2019.3 TOIprのブログ http://toi09.cocolog-nifty.com/blog/ 記載者 八嶋 寛

2019年10月

野山ウォークは11月8、22日、12月6,20日の金曜日。

登山講座は11月19(火)、23(火)と26日(土)を予定。天候判断で野山ウォークになる場合もあり。
福祉登山は11月16日、12月14日の土曜日。仙台市周辺の散策路で開催。
 
※「防災アウトドア術」(2015年3月出版)の実技講座を、11月10日の日曜に開催。
場所、時間、参加費、申込は野山と同じ。
 
参加状況と天候判断で日程、場所を決定。 変更もありますから、事前の確認をして下さい。
※申し込みは毎回終了後に次回の参加受付。以外は電話、留守録、SNSなどで。
申込・野山ウォークは原則3日前、講座は7日前です。キャンセルは前日17時まで。
※「中止」以外、申し込み者に当方から返信は特にしません。 以上。

被害に遭われた方、関係する方々にお見舞い申し上げます。

まだ被害の全容、状況が分かっていない地域もあり、報道で知る被害地域は広がっているので、用心です。

 

10月の途中ですが、野山ウォークは2回、11日は「さいかち北エリアへ。
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キノコも採れた。

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イノシシのアオシスと言うべきか、水たまりと多数の足跡を発見。

去年位に小さな窪みが現れて、拡大している。

おそらく水が染み出ているのかも知れない。今後も観察して行きたい。

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2回目は、25日に芋煮会。

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年一回開催されて今年で4回目になる。雨模様の中、「治山の森」をすこし散策し、あずま屋で実施。

これで、材料を持ち寄り、美味しく仕上がって皆さん、楽しんだ。

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登山講座は、15日に栗駒山へ。須川温泉口から登った。

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カマズミと焼石岳方面の遠望
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天候不安定もあって、途中、産沼(うぶぬま)のすこし上、沢避難小屋が遠望出来る地点まで登って戻った。

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福祉登山は天候判断で中止。いつもの参加者は吉岡方面の方々で、付近が台風19号で被害があった地域でもある。引き続きの雨で、用心して中止とした。

 

防災アウトドア術を2015年3月に出版しましたが、その実技講座を10月27日と11月10日の各日曜に開催します。
参加要項は野山ウオークと同じです。

今回は、河北新報の朝刊、夕刊の情報欄に案内が出ます。それにはサイカチ駐車場に9時集合にしています。
登山講座と野山ウオークでも、改めて案内して参加受付します。
内容は、ロープワーク、シートの応用などです。

昨日の台風通過では、サイカチ沼の決壊警報が出たとのことです。
大雨の後の鉄砲水やタムの放水警報などは、登山やアウトドア活動では重要な情報で、その事前の知識と判断力が要求されます。

ロープワークで増水した川を横断する正確な技術、知識は、災害時にも役に立ちます。

以上、こ案内まで。

10月2日は以前から予定していた広瀬市民センター主催の「ひろせ塾」があり、さいかち散策路を20数名で歩いた。自然、歴史、文化とテーマが広く、センターを出発して車道も往復。神社、寺院なども見て回った。その風景の紹介と、後段で花を取り上げた。

尚、10月15日(水)の登山講座は栗駒山を予定し、天候判断で変更もあり。1週間前の申し込みだが、11日の野山ウォークの時に改めて皆さんにお知らせして、申し込みを受け付ける。

画像は、文化センター前でのスタート前のストレッチ。
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NO.67 アキノキリンソウ(秋の麒麟草)は、秋を代表する花だ。
DSC_0003あきのキリンソウ
5~8月に咲く「キリンソウ」があって、和名は「黄輪草」や「傷薬の草」、別名「キジンソイウ」「キジグサ」が転じて「キリンソウ」となったとの説がある。
キリンソウの中国語は、なんと長頚鹿 Cangjing3lu4。長頚鹿は、想像の麒麟のことでは無く、野生動物で動物園で見る「キリン」のことだ。
確か、「キリン」は古代中国に存在しなくて、あの「鄭和(ていわ・日本語読み)の大航海」と呼ばれる明の時代の冒険的航海(1405~1433年)で、7回の航海ですこしづつ距離を延ばして行って、ついにはアフリカまで往復したことが知られている。
その時、船の甲板に穴を明けてキリンの首を出した状態で運んだという史実があることを思い出した。
キリンソウから、そこまで考えることも無いかも知れないか知れないが、無関係でも無さそうで、面白い。

 アキノキリンソウの若葉は食用可であり、水にさらした後和え物やおひたしに。また、陰干しにしたものは薬用にもなると言う。

NO.68 オトコヨウゾメは9~10月に赤い実が目立つ樹木だ。
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名前が面白いので、由来や漢字を調べたが、確かなことは分からなかった。
ガマズミ属であり、ガマズミ類を地方ではヨツドメ、ヨソソメと呼ぶこともあって、食用になるものと小さくて適しないものがあり、その適さない種を「オトコ」と表現したとの説もあった。

カマズミの赤い実は葉の上に付くのに対して、オトコヨウゾメは下に付くのが特徴のようだ。

日本固有種とのことだが、ネットでは台湾での名称として「基隆莢蒾Lai2mi2」の名が見つかった。
莢蒾はガマズミだが、この名が中国語かは確信は無い。
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帰路は、寺院など回って車道を歩き、市民センターに戻った。

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