前回のKさんのコメント
ニッコウキスゲ→群生地が日光で花が黄色で葉が傘菅に似ることから。朝、咲いて夕方に萎む1日花。別名ゼンテイカは、中禅寺湖の山荘の庭に咲いていたことからという 。
ニホンシカの大好物。
ホタルブクロ→方言チョウチンバナ。花は提灯に似て、火垂る(ほたる…火を垂れ下げる)という。がく片とがく片の間の付属片があり反転するのは、ホタルブクロ。反転がないのがヤマホタルブクロ。あなたが見るホタルブクロはどっちかな?
NO.36
ガマズミは、秋になると赤い実をつけて、果実酒が話題になるが、5~6月で白い、淡い花を付ける。
漢字表記は莢蒾と書くようだが、発音、漢字も独特で、意味不明だ。
莢はキョウ、さや。蒾はベイ、メイと読むが、莢蒾でガマズミと読ませている。
蒾だけでも、ガマズミと読む。
中国語でも莢蒾Lai2mi2。
薬用植物でもあるので、古い中国からも伝わった経緯で、漢字が残り、従来の日本読み(語源)になっているのかも知れない。いずれにしても、難解な名称である。
NO.37
シャクナゲが見られるようになった。
昨日は笹谷から、笹雁新道を途中まで登り、稜線ではシロヤシオ、ムラサキヤシオとシャクナゲが咲き初めた。
石楠花、石南花と書く、シャクナゲの漢字は無理があるように思うが、漢方薬に「石南(オオカナメモチ)」と言うのがあって、それと勘違いしたため、との説明もかなり無理がある。シャクナゲは、有毒植物で食用、摂取は出来ないとのこと。
なにか、別な由来が有りそうで、アイヌ語が関連するような響きだ。
東北の山では、アズマシャクナゲと言う名を聞く。
中国語で杜〇花
Du2juanhhua。〇は絹の糸へんを除いた漢字に鳥、まだ、解釈出来ていない。
下記は、シナネアオイの四兄弟。
ブナの山中では春ゼミの合唱が、うるさいくらいに響いていた。