4月は行事予定を多くしたし、おもしろ図鑑も開始したので、あまり溜まらないうちに前半を報告する。
4月6日(土)は輪カンジキ歩きの三回目で、いつもの通り仙台駅、愛子と集合して、天候判断などを考慮して山形へ。結果、県境の二口峠、山形側にある瀬ノ原山1182.2mへ向かった。
画像は山寺手前からの全景画像。
清水峠への登山口にて。
この山は道が無く、雪があれば登れる山で数回登っているが、今回は時期が遅く残雪状態が悪かったのと上部は風が強そうだったので途中までとした。
帰路、川崎町のシシナゴ山553.9mに登って、カタクリ、ショウジョウバカメなどの花も見れてよかった。
山頂からの泣面山。
野山ウォークは12日。
全国的に前日、思わぬ降雪で、仙台周辺も同様だった。市内中心は、一日でほほぼ解けたが、愛子周辺は残っていて、それなりに景色を楽しんだ。太陽の輪のことは、前回書いた。
二つ岩山頂にて。
講座は14日。七ヶ宿町から見た仙王岳912.4m
これも天気判断で、微妙に南東北の県境、宮城県の南が良さそうだったので七ヶ宿町と県境に向かった。
以前、2回登った「仙王岳」へ。もう、雪が無く、ヤブこぎだったが、山頂からの展望は得られた。
山頂から見た峠田岳1081.7m
背景が山頂部
下に降りて、水芭蕉の群生地へ。これからが最盛期を迎える。
以上。
2019年04月
生出森神社の大祭と太白山花観察会
スミレと前回へのコメント
NO.9
スミレが多く見られるようになって来た。
この漢字も難しい、草冠の下に中を書いて、横線を四本書く。これは、おもしろ図鑑流の説明です。念のため。
名前の由来は、花が「墨入れ壺」のようだとの説もあるようですが、確かではないです。
スミレは種類が沢山で、ここでは名称までは書きせんが、和名のスミレの本種を、「マンジュリカ」(学名、「満州の」と言う意味)とも呼ぶようです。
その由来の方が、興味深い。
下記画像では、違った物も入っているかも知れないです。
以上。
前回の画像、ギフチョウ、カモシカについて、Kさんよりコメントがありましたので、掲載します。
① カモシカ→別名「山親爺」今から30年前は「幻の動物」絶滅寸前。ウシ科でウシ同様4つの胃を持ち反芻する。交尾期以外は単独。人に追われと鹿と逆に上へ上へと逃げる。じっと見るのを「クラ立ち」という。カモシカの足は褒め言葉の逆。
② ヒメギフチョウ→「春の女神」と呼ばれ、カタクリを吸蜜し、ウスバサイシンを食草とする。ヒメカンアオイを食草とするギフチョウ(岐阜で発見され西日本分布)より、小さく東日本に多い。準絶滅危惧種。「ダンダラチョウ」とも。山形県鮭川村では両種の雑種が見られる。
4、5月の予定、追加有り。他、お知らせ。
野山ウォークは4月26日、5月3、10、24日の金曜日。登山講座は4月29日(月・祝)と
5月6日(月・祝)。講座は初心者向けの安全な登山。残雪歩きやフラワートレックなど。
サングラス、軽アイゼン、虫対策など必要。場所は天候や希望を判断して決定。
仙台駅7時集合、愛子経由もあり、16時前には解散。参加費は2~3千円程度。
福祉登山は4月20日、5月18日、6月22日の土曜日。野山同様、散策路で開催。
※申し込みは毎回終了後に次回の参加受付。以外は電話、留守録、SNSなどで。
申込・野山ウォークは原則3日前、講座は7日前です。キャンセルは前日17時まで。
※「中止」以外、申し込み者に当方から返信は特にしません。 以上。
◎TOIHP内のブログが、ニフティ側で不具合あり、まだ回復してません。
4月1日から「ライブドアブログ内のs20194のブログ」を新設。
登録するか、ブログリーダーを設定すれば更新の通知あり。
従来の活動報告、予定に加えて「おもしろ植物花図鑑」を配信中。
今までのブログは「TOIprのブログ」で見ることが出来ます。
太陽の輪と、花図鑑にコメント
太陽の輪が出現。
昨日、4月12日の野山ウォークでサイカチ北エリアの昼休み時、いつもの広い平地で昼食中、11時半頃の撮影。
その後、上記の二つ岩山に登った。
これは日暈(ひがさ、にちうん)、英語ではハロ、ハロー、ヘイローと呼ぶそうだ。
大気光学現象で、因みに月の周りに出ることもあり、それは月暈(つきがさ、げつうん)と言う。
太陽の周囲のある氷晶(ひょうしょう)、いわゆる氷の結晶がプリズムの役割をして、光が屈折して起きる現象とのこと。
この日は、21年ぶりと言う、4月の積雪があった翌日の仙台でのこと。
この現象からは、「天気は下り坂」になるとか、故事には「乱が起きる兆し」とか、の言い伝えがある。
しかし、この日の仙台は曇りからようやく太陽が顔を出した直後のことだったので、天候は回復しつつあったが、上空は不安定だったかもしない。
昔の戦国時代ならば、即、ブレーンの武将が集められて緊急会議が始められたかも、知れない。
上記は画像は、二つ岩山の登りで見たイワウチワ。
コメント紹介、いつもの野山仲間、Kさんから4月12日、花図鑑にコメントがありましたので紹介します。
①キクザキイチゲについて→花びらに見えるのはガク片で日本固有種。春の妖精(スプリングエフェメラル)学名アネモネ。キンポウゲ科(ニリンソウ以外大半は有毒)は有毒が多く口にしてはならない。
②ネコノメソウ→和名は花後の実が昼、目を細めた猫の目に似る為。日本固有種。花びらはなく、ガク片で水場に多く、別名ミズネコノメソウ。属名から脾臓の薬。日本には、30種程もある。花言葉は気移り。(猫の目からの連想からか)