NO.55

アジサイは、山で見るのは「ガクアジサイ」だ。

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里では色が変わる丸い花が見られるが、「ガクアジサイが原種だ」と言うのはよく聞く。

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ネット情報でも、ガクアジサイ、またはホンアジサイと呼ばれて、日本の原種であることを確認した。

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ということは、ガクアジサイを改良して、あのボール形になったと言うのは面白い。

アジサイは紫陽花と書くのは、相当無理があるように思うが、語源は昔からあって「味狭藍、阿治作為、阿豆佐為」などの漢字を当てていたそうだ。

平安時代の学者が中国語の「紫陽花(ライララック)」の漢字を間違って当ててから広まったとの説がある。

よって、アジサイの中国語を調べると「八仙花 Ban xan hua 綉球 Xiu2qiu2」の漢字が出た。

ガクアジサイは、「萼紫陽花」で園芸種では「額咲き」とも言うらしい。

と花のことは、ここでは詳しく書かないが、綺麗に見えている部分がほとんど萼で、その数を数える、いわゆる助数詞は「〇朶(だ)」と言うらしい。

でも、多すぎて数えたくは無い。

改良種の色の変化は、三段階のようで青系統から赤系統、そして青系統だが、品種により変わるのであくまで参考に。

NO.56

山ゆりは、アジサイ同様、今、7月が盛り。

花が大き過ぎて、重くなるし大変だろうな(茎が)と思ってしまう。

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ユリ根として食用にもなる。

ネット情報では、日本特産と書いてあって、普通の日本原種とか、違う表現だった。

1873年の、ウィーン万博で紹介されて以来、日本の輸出品となったらしいので日本特産かなとも思う。

山ゆりのことでは、もう一つ、花粉が付くと、匂いが取れないとか、染みになるとか、言われる。

体験してないので、ネットで調べると確かに面倒になるようだ。

山で観察するには、そう被害は無いが、園芸関係の方々には用心すべきことのようだ。

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仙台の周辺でも沢山見られるが、ネットでは、神奈川県の県花と、もうひとつ石川県中能登町の花として石動山ユリ」が紹介されていた。

石動山(いするぎやま、又は「セキドウサン」とも読む)は、去年、私が金沢から福井に電車で行った時に通過した駅で変わった山名の読みだな、と見た記憶があって覚えていたので書いて見た。
ネットで見た「石動山ユリ」の画像は山ユリと変わりない。昔から自生していた花が減少して来たのを、復活させる運動をしているようだ。